キャリコン技能検定 面接 具体的展開 インターンをおすすめし、啓発的機会を促す

2級キャリアコンサルティング技能検定面接試験で、学生ケースに当たった場合、
方策実行のひとつに、

「インターンシップ」実習の機会を持つことをおすすめし、啓発的経験をもっていただく

というのがあると思います。

論述試験でも、明らかに、CLがうじうじしててまだ内定ももらってなーい、というパターンでしたら、問3の②には、時期的に可能であるならば、インターンの機会をおすすめする、という方策が書けて、きっとそれは、加点対象になると思われます。

学生ケース 困ったときの インターン (字余り)

みたいな句が詠めてしまいますw


さて。このインターン、一定期間企業で働く人体験をすることなのですが、法的にこのインターンの身分を考えてみたことありますか?

インターンのこの学生は、労働基準法第9条でいうとことろの労働者になるのでしょうか?

ちなみに労働基準法第9条の条文は次のとおりです。

この法律で「労働者」とは、職業の種類を問わず、事業または事業所(以下「事業」という。)に使用される者で、賃金を支払われる者をいう。


うーん。なんだか、労働者っぽく見えますよね。じゃあなんかあったときは労災とか適用されちゃうのかな、とか、思いは巡ります。。


これに関しては、行政通達がでております。

一般に、インターンシップにおいての実習が、見学や体験的なものであり使用者から業務に係る指揮命令を受けていると解されないなど使用従属関係が認められない場合には、労働基準法第9条に規定される労働者に該当しない。しかし、直接生産活動に従事するなど当該作業による利益・効果が当該事業場に帰属し、かつ、事業場と学生の間に使用従属関係が認められる場合には、当該学生は労働者に該当するものと考えられる。
(H9.9.18基発第636号)

としております。また、労働者に該当するのであれば、賃金などの労働条件が労働基準法、およびその他関連法令に準ずる必要があり、実習中の事故は労災保険法の適用があることに留意する必要がある、とも注意書きがあります。

つまり、ケースバイケースだと言うことです。もちろん、20分の面接試験ではそこまで話は進みませんが、万が一、その手の話になったとしても、キャリアコンサルタントとしては、安易に、「報酬がもらえるはずです」「交通費ももらえるはずです」等は明言できない、ということになります。ただし、それは、あやふやに誤魔化すのではなく、この行政通達を踏まえた背景を知ったうえで、明言を避ける、という態度が、ステキですね。




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by kaorin3355 | 2017-08-14 01:51 | キャリコン技能士面接トリビア
第18回2級キャリアコンサルテ... >>